5nlzで今日はプラス(*´ω`)
5nlzを1100ハンドほど+2nlzを300ハンドほど
本日はタイトにプレイすることを念頭に1000ハンドちょい5nlzをプレイしました。
最初は2nlzをやっていたのですが、オリジナルレイザーのフロップチェックにターンでベットすれば、頭をほとんど使わずに期待値(体感の)でプラスになってしまうため、相手のハンドレンジやボードがどちらに有利かを考えなくなってしまうので5nlzに切り替えました。
座学の方はまだまだなのですが、5nlzで1100ハンド弱で12.4ドルほどのプラスでした。
BB表記に直すと、22.5bb/100ハンドという結果でした。
今日はプリフロップをしっかりタイトにして、トップヒット以上の時にポストフロップで大きく打ちすぎる癖を修正して臨みました。
そのおかげでしっかり自分のベットレンジが強いものになり、いつもなら大きく打ちすぎてバリューを取り損ねることが多いのですが、キッカー勝ちの局面や、ポケットペアに対してしっかりとバリューを取りきることができてなんとかプラスで終局できました。
反省点としては少々プレイしすぎたことですね。
今日は2.5hほどプレイしてしまい、座学(スノーウィーの解析+ベットレンジの見直し)に一時間強しか割けていないのでプレイに少し比重が偏りすぎてしまいました。
自分が2nlz→5nlzに移行して数日で40ドルほどマイナスをたたいてしまった理由として、基本のプレイ(GTO的に正しいプレイ)を理解せずに、2nlzでのエクスプロイト戦術を最初に身に着けてしまった点が挙げられます。
エクスプロイト戦術は基本的にそのステークスでは非常に有効ですが、上のステークスに上がれば大きく付け込まれる可能性が高いです。
そこで、5nlz以降では利益を最大化することではなく、GTO的に正しいプレイを習得したいと考えています。つまり、座学の比重を増やす必要があります。
2nlzで勝てていたのに5nlzで勝てなくなった原因はじゃんけんに例えるとわかりやすいと思います。
例えばA君はグー:チョキ:パーを出す比率が2:1:1だとすると、こちらはGTO的な戦術をとる(比率を1:1:1にする)よりも極端なエクスプロイト戦術をとる(パーを100%だす)方が勝ちの期待値は上がります。
しかし、B君やC君と対戦するときにもパーしか出さなかったら簡単に負けてしまうでしょう。
これと同様に、2nlzを考えてみましょう。ここではわかりやすくリバーのみに絞って実際にあったハンド例で考察していきます。
まずはプリフロップでUYGからTTを2.5bbオープン。BTNのみコールしてHUになります。
フロップでセットになります。クラブ二枚は少し嫌ですが、相手がKKを持っている可能性はかなり低く、現状ベストハンドです。
2nlzではレンジやオッズに対する理解が浅い人も多く、ポケットペアや、セカンドペアあたりの弱いワンペアや、ドローもポットベットまでならコールする人は多いためここではしっかりとバリューを取りにポットベットを選択。相手はコール。
ターンではクラブが落ちてしまい、弱気に1/3ポットベット。スノーウィー先生的にはポットベットを打つ方がEVは高いと言っていますが、ここでポットベットを打つとKhit以下のペアは降りてしまい、バリューを取り損ねると思ったので小さいベットを選択しました。
リバーではラグと思われるカードが落ちます。
同じく1/3ベットに対してポットをはるかに超えるオールイン要求。ここで私はフォールドを選択。
コールもフォールドもEVは変わらないようですが、2nlzではほぼ間違いなくフォールドを行うことを推奨します。
ふつうこのようなオールインはAフラッシュか全くのエアー(JQ等のストレート滑り)などのどちらかだと思います。しかし、この層のプレイヤーはJh9h等でバックドアフラッシュを持っていてフロップをコールして、リバーでストレートが完成した場合、ペア等からはバリューを取りたいが、フラッシュにはバリューを取られたくないようなときもこのようなプレイをたびたび行ってきます。(この局面でセットなどが完成していても同様)また、同じ理由で弱いフラッシュでもこのようなオールインを行ってきます。
共通していることは自分がベストハンドだと思い込んでいるという点です。
彼らはストレートの時上のストレートを考えませんし、フラッシュの時上のフラッシュを考えません。これはリバーで手役が完成したときに特に顕著な傾向です。
もちろんこのオールインにはブラフも含まれていうでしょう。
では話を戻して、相手がどれくらいの頻度でブラフベットを打ってくるならコールが正当化されるのでしょう。
ここではリバーで相手がエクイティ100のハンドと0のハンドでのみポットベットをしてくると仮定し、自分のハンドのエクイティは50と仮定すると、コールしたとき相手のベットがバリューなら100%負け、ブラフなら100%勝つという状態になります。
ここで相手は1のポットに1のベットを行うため、1を獲得するために1をリスクにさらしていると考えられます。
こちらは2のポットをとるために1をコールするため、2を獲得するために1をリスクにさらしていると考えられます。
よってこちらは3回に1回以上相手がブラフを打っていると考えるとき、コールすることが利益的になります。
また、3回に2回以上バリューを打ってきていると考えるなら、フォールドすることで相手の利益を阻止できます。
従って、リバーでポットベットを打つときに相手のハンドの割合が、バリュー:ブラフ=2:1に比べてバリューとブラフのどちらに偏っているかを考えることが正しいアクションへのカギとなります。
当然ですが、2nlzでの相手のアクションはバリューに大きく偏っています。
ここで最初のじゃんけんの例を思い出してほしいのですが、リバーで大きく打たれたときには、こちらのチェックコールのハンドのほとんどすべてのハンドはフォールドすることが賢明な策になります。
よって、2nlzではリバーで大きく打たれたときにはフォールドすることが賢明なのです。
では、自分はなぜ5nlzで大きく負けてしまったのか?それは5nlzのプレイヤーもバリュー過多なのに対して、私はブラフの割合もそこそこ含まれていると判断して、ストレートやフラッシュが見えているボードで4:6くらいでコールも織り交ぜるようにしてしまったからです。
この錯覚は、最初の数百ハンドでたまたま相手のリバーのポットベットがブラフなことが多かったというただそれだけでした。
たまたま最初の方にブラファーと多く当たってしまってから、そのステークス全体のプレイイヤーをブラファー過多とラベリングしてしまったことが数日で大きく負け続けた理由だと分析されます。
以上の点からリバーでのベットレンジをバリュー:ブラフ=2:1になるようにフロップからのベットレンジの見直しを行い、相手のリバーでのベットに対してマージナルなハンドを多めにフォールドするようなフロップからのコールレンジの作成が必要な課題となりました。
私は強いハンドや、強いドローに発展するハンドをほとんどすべてベットやレイズのレンジに含めてしまっていたので(2nlzではこの状態で十分プラスになってしまう)チェックレンジが非常に弱いものとなってしまっていました。
よって、座学ではこのあたりのレンジの作成を重点的にやりこむ必要がありますね,,,
これまでさぼっていた分大変ですが頑張っていこうと思います。
本当はこれに加えてベットサイズに関しても精査していかないといけないのですが、このあたりはひとまず後回しになってしまうと思います。
長々と読んでくださってありがとうございました。
今日はこのあたりで失礼いたします。